地域おこし協力隊のコト

長野県農業大学校で大特(農耕車限定)を取得してきました

みなさんこんにちは!中野市地域おこし協力隊の諌山(@mikio_isayama)です。

農耕車の中で最も使用頻度が高いのがトラクター。しかしトラクターを公道で走らせるためには大型特殊免許(農耕車限定)が必要になってきます。

毎回免許を持っている人にお任せするのも現実的では無く、「農業やるなら大特いるよね」ということで大型特殊免許(農耕車限定)を取得してきました。

今回は大特取得までの道のりをお話しします。

長野県農業大学校で始まるトラクター研修

長野県農業大学校は緑に囲まれた雄大な場所にあります。

携帯は通じますがPocketWi-Fiはまさかの圏外。

これが長野か。

今回の受講者は農業大学生が12名、一般9名の21名。

因みに大型特殊免許の試験は年に数回しか無く、人気が高いため、申込日の申し込み開始時間になった瞬間に電話しないと直ぐに枠が埋まってしまいます。

受講したい方は忘れずに申し込みしましょう。

長野県農業大学校で大型特殊免許、けん引研修をしたい方はこちら

また、研修は4日間あり、学生も多いため半分以上が研修館に宿泊する。その時には清掃や食事に配膳などは自分たちで行うため、ちょっとした合宿のようだ。

洗礼の1日目

使用するトラクターは3メーカー6機種。実地でどのメーカーにも対応できるよう配慮されている。

研修は参加者21名を5つの班に分け、班ごとに行う。
順番にトラクターに乗り、操作方法や走行技術を学んでいく。

試験では第1コース、第2コースの2つのコースの内、試験当日に決まるコースを走行する。

そのため教習ではそのコースを覚え、ミス無く運転することが求められた。

最初は楽勝ムードが漂っていましたが、実際に走行してみると全然違う。

乗用車とは全然違う桁外れなパワーと慣れないクラッチペダル。そして前後左右の確認やスピードの確認、停止線ギリギリの停車やギアチェンジなどなど…

『一回の運転でやることが50個以上ある』という格言は本当だった。

そして一巡して教官から言われた言葉が

今のままだと全員落ちます

という辛辣なものだった。

因みにトラクターに乗る時はヘルメットを着用する。このヘルメットに貼られたシールは物見台から受講者の頭の動きを見て、前後左右の確認しているかを見定めるため。

うーん無駄がない。

技術のブレイクスルーが起こった2日目

コース図に教官が注意事項を記してくれる。

2日目の午前中は1日目に走ったコースを試験と同じ様に走る模擬試験。走り終わると物見台に行って減点項目を教えてもらう。

これが効いた。

自分では熟しているつもりでも、できていない点は多々あるようで。

それを客観的に教えてくれる模擬試験は非常に効果的でした。
だってそれを改善すれば良いのだから。

減点項目を指摘されてからは、その部分を徹底的に確認し、トラクター乗車時にはその部分を確実に潰していく。

分からない点はガンガン教官に質問し、技術、知識を補完していきました。

そして2日目の終わる頃には、不思議と自信がありました。

いけるな、と。

盤石の3日目

3日目は2日目と同じく昨日走った第2コースの模擬試験を行った。

結果は上々。コースは違えど基本は同じ。確認やスピード、幅寄せなど、無理なく意識することができるようになっていたので、不安はありませんでした。

この頃には他の受験者もトラクターの動きに素人臭さが無くなり、軽快にコースを飛ばします。

ふと教官にこの教習所での合格確率を聞くと

教官
教官
98%くらいかな

との答えが。凄い。

緊張と集中力を試された4日目

肩に力が入る若者

自信があるとは言え、当日は朝から緊張していました。

やはり協力隊の活動で来ているので、絶対に落ちるわけにはいきません。

そういうプレッシャーもあったんだと思います。

試験日はまず、試験監である警察の方がクジを引き、どちらのコースを走るのか決定します。

それから適正検査や視力検査を終え、コースへ向かう。

そして順番に試験を受けるのだが、自分は1番最後。

1人9分ほどで走行するとしても180分後。3時間後である。

もうどうやって集中力を保てば良いかわかりません。

結局出番まで写真の編集や文章作成など、何時も通りの仕事を熟し、時間30分前に試験場に入ってコースや注意箇所を復習し試験に望みました。

結果大きなミスも無く無難に終了しました。

合格率100%でした

結果合格率100%で全員合格でした。この合格率を叩き出したのは教官のみなさんの熱い指導にほかなりません。

目を瞑れば思い出す

教官
教官
左右の確認!か・く・に・ん!確認だよ〜!
教官
教官
クラッチそのまま!はい!今今!
教官
教官
Keep Left!!

今でもあの叱咤激励が頭から離れません。

合格率0%から100%に持っていくカリスマ教官の皆さま。本当にありがとうございました。

まとめ

研修館からの眺め。朝のお散歩がとても気持ちいい場所。

農業従事者であれば必須とも言える大特(農耕車に限る)。

無事合格できましたが、改めて普段の運転に緩みが出ているかを思い知らされました。

また、合宿所で出会った他地域の協力隊や熱くやる気のある農業大学生との切磋琢磨は、非常に新鮮で刺激のある毎日でした。

できることを確実に増やし、可能性の幅を広げていこうと思います。

農耕車は男のロマン!

おわり

ABOUT ME
諌山 未来雄 Mikio Isayama
諌山 未来雄 Mikio Isayama
2019年4月から長野県中野市に地域おこし協力隊として移住した三つ子の長男。移住先のことや長野県のこと、山や自転車などざっくばらんに書いてます。
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